マクロビと精進料理とヴィーガン
5.マクロビオティックとは、概要と魅力、メリット、実践している有名人
玄米に色とりどりの野菜おかずが組み合わさった『マクロビ弁当』を食べた経験がある方はいらっしゃるかもしれませんが、日本CI協会によるとマクロビオティックとは、
“長寿法を説くものであり、人と生き物と環境のバランスを保ちながら健康の根源を支えるもの”
と公式サイトに明記しています。また使用すべき食材は農薬不使用の農産物、添加物や化学調味料など不使用の加工食品、穀菜食を主とし、魚も食べることが許容されているなど食事だけにとどまらず、生活習慣についても原則が定められています。
MIKIKO Clinicがマクロビオティックについて紹介したコンテンツには“自然治癒力が増進され、30パーセントの癌、その他、近代医学で難治性の多くの疾患でも食事で完全治癒に至りました”と言及されており、健康上のメリットがあると言えます。
ヴィーガンに比べるとその自由度の高さが魅力と言え、マクロビオティックを実践している有名人には
坂本龍一さん/松井秀喜さん
などがいます。
6.精進料理とは、概要と魅力、メリット
ここまでヴィーガン、マクロビオティックについて読み進めてきて、精進料理はどのようなものなのかなと思われた方も少なくないでしょう。
精進料理については、朝日新聞GLOBE+に掲載された記事に以下の解説が載っています。
“精進料理では肉、魚、卵などの動物性食品は使わず”“精進料理とは作ることも食べることも仏道修行となる料理のこと”
で肉、魚、卵を除く食材だけを使っているかどうかではなく、仏教の作法に則って頂けたかどうかが重要なのだそうです。
精進料理の魅力とメリットは肉、魚、卵以外という食材の選択肢が比較的、幅広いことではないでしょうか。
7.まとめ
ベジタリアン、なかでも動物の殺生に厳しいヴィーガンに食生活を転向させてしまうということは、これまで育ってきた環境や現在のライフスタイルをかなぐり捨ててしまうことに等しく、よほどの主義、信念がないと挫折してしまうでしょう。
そこで自由度の高いマクロビオティック、日本人としては身近な存在である作法を重要視した精進料理、運動から入るヨガからヴィーガンに近づくのもひとつの方法です。
動物由来原材料を一切用いないプラントベースについては、こちらに詳しいコンテンツを用意しておりますので、併せてお読みいただけますと幸いです。
いずれもヴィーガンに相通ずるものがありますので、まずは自分にとってやさしいものを選び、徐々にヴィーガニズムの感覚を掴み、取り入れていくといいのではと思います。
ヴィーガンへの転向はひとりだと心細いし不安という方は、支え合う仲間や恋人がいたほうがいいかもしれません。
日本国内で活動中のヴィーガンコミュニティを探して入会したり、ヴィーガンコミュニティが主催しているイベントに参加したりするなどし、積極的に人とつながり、情報交換していくといいです。
もちろんヨガ、マクロビオティック、精進料理に関するコミュニティも全国各地にあり、イベントも開催されていますので自分に合いそう、気軽に行けそうなものを探してみられてください。
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